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タイトル: C型肝炎ウイルス(HCV)感染と非ポジキンリンパ腫に関する一考察
その他のタイトル: HEPATITIS C VIRUS INFECTION AND NON-HODGKIN'S LYMPHOMA
著者: 上田, 重彦
安, 辰一
足立, 聡
澤井, 瑞穂
大浦, 元
松本, 昌美
吉川, 正英
福井, 博
キーワード: Non-Hodgkin's lymphoma
Hepatitis C virus infection
発行日: 2000年4月30日
出版者: 奈良医学会
引用: Journal of Nara Medical Association Vol.51 No.2 p.71-78
抄録: 非ポジキンリンパ腫(以下NHL)患者においてHCV感染が高率であるという 報告は,イタリアの研究者を中心になされているが,HCV感染とNHLの発症の関連性につい ては一定の結論は得られていない. 北米やコーロッパの一部では,この両者の関連性は否定的で あるとされる. そこで,奈良医大第三内科および関連施設における両者の関連を調査したとこ ろ,NHL患者75例中12例(16.0%)にHCV感染がみられた. 次に,NHL発症におけるHCV 感染の果たす役割について文献的に考察した. HCVはNHL患者末梢血のリンパ球や骨髄細胞 に感染し,複製しうること,さらにHCV感染者では骨髄および末梢血に高率にBリンパ球のク ローン性増殖を認めることなどが報告されており,HCV感染がリンパ球の腫瘍化に関与してい ることを強く示唆している. しかしながら,HCV感染がリンパ球の腫瘍化にかかわる分子生物 学的なメカニズムは未だ不明である.
URI: http://hdl.handle.net/10564/590
ISSN: 13450069
出現コレクション:Vol.51 No.2

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