DSpace DSpace Softwareについて English
 

GINMU >
02 奈良県内医療機関・医学協会 >
021 奈良県臨床細胞学会 >
0211 学術雑誌 >
02111 奈良県臨床細胞学会雑誌 >
第22号 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/10564/4038

タイトル: 子宮頸がん検診管理方式における米国、豪州、欧州と日本の現状
著者: 豊田, 進司
キーワード: ASCCP2019ガイドライン
HPVワクチン
子宮頸がん検診
発行日: 2022年3月
出版者: 奈良県臨床細胞学会
引用: 奈良県臨床細胞学会雑誌 第22号 p.01-14 (2022.03)
抄録: 子宮頸がん検診管理方式における米国、豪州、欧州と日本の現状について解説する。米国では2020年4月に公開されたASCCP(American Society for Colposcopy and Cervical Pathology)ガイドライン2019が子宮頸がん検診管理方式における根幹をなすものであり、世界の標準となる指針である。豪州では細胞診による検診が2017年12月よりHPV(human papillomavirus)検査単独へ変更した。欧州ではHPV検査単独から開始とするガイドラインがあるものの国ごとに管理方式の差異を認めた。日本の現状として、頸部細胞診HSILのみでは治療が容認されないことと、生検でCIN2の場合の取扱いが世界と異なった。子宮頸がん検診管理方式における世界の潮流として、初回スクリーニングとしてHPV検査を優先したのちにHPV陽性者に対象を絞り細胞診を実施する流れがあり、細胞診HSILに対する即時の診断的LEEP(loop electrosurgical excision procedure)治療の容認を認めた。世界と日本の間には子宮頸がん検診管理方式に乖離を認めるものの、今後はその乖離を近づけることが肝要と考える。
URI: http://hdl.handle.net/10564/4038
ISSN: 24347248
出現コレクション:第22号

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
01-14p..pdf3.68 MBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

Valid XHTML 1.0! Powered by DSpace Software Copyright © 2002-2007 MIT and Hewlett-Packard - ご意見をお寄せください