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第20号 >

Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/10564/3708

Title: 豊富な粘液様間質を伴った腎盂尿路上皮癌の一例 尿細胞診における泡沫状細胞の意義
Authors: 鎌倉, 佳子
松山, 友彦
小林, 史孝
政, 俊行
吉田, 朋子
藤井, 智美
高野, 将人
島田, 啓司
Keywords: 尿路上皮癌
Alcian blue
粘液様間質
泡沫状の細胞
Issue Date: Dec-2019
Publisher: 奈良県臨床細胞学会
Citation: 奈良県臨床細胞学会雑誌 第20号 p.15-20 (2019.12)
Abstract: 背景:尿中に泡沫状の細胞が出現した場合、通常はマクロファージや淡明細胞型腎細胞癌(clearcell renal cell carcinoma:以下RCC)や空胞変性した尿路上皮細胞、尿細管上皮細胞等の良性細胞との鑑別が必要となるが、今回我々は異型の乏しい泡沫状の腎盂尿路上皮癌細胞が出現する症例を経験したので報告する。症例:70代、女性。腹部超音波検査、造影CT等よりRCCを疑われたが、腎盂尿路上皮癌との鑑別のために尿細胞診(自然尿)が提出された。顕微鏡的血尿と多数の細菌、炎症を背景に、泡沫状の細胞を認めた。RCCの可能性があるものの、異型に乏しく、鑑別困難と判定した。後日、腎盂尿管全摘術が施行された。左腎盂から腎盂尿管移行部にかけて広範囲に乳頭状隆起性腫瘍が認められた。組織学的に豊富な粘液様間質を伴った浸潤性腎盂尿路上皮癌を観察し、PAS染色、Alcian blue染色陽性であった。また、同間質に浮遊する様に泡沫状の腎盂尿路上皮癌細胞を確認した。結論:「豊富な粘液様間質を伴う浸潤性腎盂尿路上皮癌」では、尿中にAlcian blue陽性を示す、異型の乏しい泡沫状の腎盂尿路上皮癌細胞が出現する。
URI: http://hdl.handle.net/10564/3708
ISSN: 24347248
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