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第19号 >

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タイトル: 頸部腫瘤摘出標本で木村氏病が疑われた一例
著者: 乾, 朝子
道本, 実保
鴻池, 資啓
中村, 修治
畠山, 金太
中峯, 寛和
キーワード: Cervical lymph node
ABC-Kimura disease
Eosinophil
発行日: 2018年12月
出版者: 奈良県臨床細胞学会
引用: 奈良県臨床細胞学会雑誌 第19号 p.19-23 (2018.12)
抄録: 背景: 木村氏病(軟部好酸球性肉芽腫)は全身の軟部組織、特に頭頸部に好発するリンパ瀘胞の新生と好酸球浸潤を伴う炎症性肉芽腫である。症例: 今回我々は頸部腫瘤摘出標本にて、被膜形成が認められず、リンパ瀘胞が増生しており、辺縁には多数の好酸球が浸潤していた木村氏病の一例を経験した。その穿刺細胞像ではリンパ球とともに好酸球が出現しており、集塊中に好酸球の集簇が認められたが、病変の推定には至らず、所見のみの報告に留めた。結論: 好酸球の出現に関しては正常リンパ節組織標本を用いた好酸球数算定で末梢血好酸球数が高値の症例では出現数がやや多く、穿刺細胞診では末梢血混入の可能性も含め注意が必要であるが、各種成熟段階のリンパ球とともに好酸球が出現している症例では本疾患の認識が重要である。
URI: http://hdl.handle.net/10564/3682
ISSN: 24347248
出現コレクション:第19号

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