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タイトル: 発毛の再生医学
その他のタイトル: TISSUE ENGINEERING OF TRICHOGENESIS
著者: 王寺, 幸輝
吉川, 正英
石坂, 重昭
キーワード: regeneration
tissue engineering
hair growth
trichogenesis
follicurogenesis
発行日: 2008年4月30日
出版者: 奈良医学会
奈良県立医科大学
引用: Journal of Nara Medical Association Vol.59 No.1-2 p.33-41
抄録: 21世紀は「再生医療」の時代といわれ,人類の熱き期待が注がれている。近年の細 胞生物学・分子生物学的な解析法の発展により,器官あるいは臓器,個体レベルでの修復機構 が明らかにされつつあり,臨床への応用も行われているほどである。特に人工皮膚などを用い る皮膚科学の分野は,いち早く再生医療を取り入れた例といえよう。しかしながら,皮膚付属 器官である毛髪は,今のところ試験管で再生することができない。それは,複雑な器官(毛包) を形成する詳細なメカニズムが解明されていないためであろう。発毛再生医療に関する最終目 標は,自己の細胞を利用して毛を生み出すことであり,その実現には発毛メカニズムを詳しく 解析することが肝要である。本稿では,これまでに得られている知見を紹介し,さらに著者ら のWntを用いた発毛再生について紹介する。
URI: http://hdl.handle.net/10564/330
ISSN: 13450069
出現コレクション:Vol.59 No.1-2

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