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GINMU >
 
01 奈良県立医科大学 >
 
011 医学部 >
 
0112 紀要 >
 
01121 Journal of Nara Medical Association >
 
Vol.58 No.4 >
 
    
        
            
                
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                http://hdl.handle.net/10564/314
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| タイトル:  | 注意欠陥/多動性障害(AD/HD)の事象関連電位 |  
| その他のタイトル:  | EVENT-RELATED POTENTIALS IN PATIENTS WITH ATTENTION DEFICIT / HYPERACTIVITY DISORDER (AD/HD) |  
| 著者:  | 根來, 秀樹 飯田, 順三  |  
| キーワード:  | Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder(AD/HD) event-related potentials(ERP) P300 negative difference(Nd) mismatch negativity(MMN) |  
| 発行日:  | 2007年8月31日金曜日 |  
| 出版者:  | 奈良医学会 奈良県立医科大学 |  
| 引用:  | Journal of Nara Medical Association Vol.58 No.4 p.103-114 |  
| 抄録:  | 注意欠陥/多動性障害(AD/HD)は不注意,多動,衝:動性を3主症状とする軽度
発達障害である。AD/HDについては精神生理学的研究が比較的多くなされているが,ほとん
どの研究では課題刺激による結果を検討するに留まっており,それは情報処理過程における"最
終産物"を見ているに過ぎない。そこで我々は"最終産物"になるまでの,課題刺激によって誘発
された脳の活動を調べることが可能な事象関連電位(ERP)に注目して検討を行なった。その結
果,AD/HD群では健常群に比べてP300の振幅の低下と潜時の延長が認められた。さらに注意
関鰍であるnegative difference(Nd)とmismatch negativity(MMN)も低振幅でありた。こ
れらの成績から,AD/HDには何らかの認知障害があり,さらに情報の統御処理と自動処理の
両過程においても障害のあることが示唆された。この稿ではAD/HDにおけるERPについての
我々の研究を中心として,現在までの知見とそれらが臨床的にどのような意味を持つのかにつ
いて記した。 |  
| URI:  | http://hdl.handle.net/10564/314 |  
| ISSN:  | 13450069 |  
| 出現コレクション: | Vol.58 No.4
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