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http://hdl.handle.net/10564/301
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Title: | 悪性リンパ腫化学療法の進歩と現状 |
Other Titles: | PROGRESS AND CURRENT STATUS OF CHEMOTHERAPY FOR MALIGNANT LYMPHOMA |
Authors: | 中村, 忍 |
Keywords: | malignant lymphorna chemotherapy hematopoietic stem cell transplantation molecular targeting therapy outpatient chemotherapy |
Issue Date: | 30-Jun-2007 |
Publisher: | 奈良医学会 奈良県立医科大学 |
Citation: | Journal of Nara Medical Association Vol.58 No.2-3 p.41-53 |
Abstract: | がん死はわが国の死因の30%を超えている。しかし,ここ四半世紀の間に新たな
治療法が導入され,QOLの向上,予後の改善がみられるようになってきた。とくに不治の病の
烙印を押されていた造血・器悪性腫瘍での治療成績は飛躍的に改善しており,現在では最も治癒
の期待できる疾患になりつつある。中でも悪性リンパ腫は造血幹細胞移植,分子標的治療薬の
導入により,病型によっては100%に近い治療効果と,高い治癒率が得られるようになってきて
いる。したがってより精度の高い診断が求められ,治療法の選択,予後の推定に必要な臨床デ
ータの収集が必要になってきた。さらに長期生存者の増加にともない,より質の高い生存が求
められている。また,治療も入院での化学療法から,通院でおこなう外来化学療法へと移行し
ており,患者,家族ならびに医療経済的な負担は大きく軽減されている。以上,悪性リンパ腫
の化学療法の進歩と現状を整理してみた。 |
URI: | http://hdl.handle.net/10564/301 |
ISSN: | 13450069 |
Appears in Collections: | Vol.58 No.2-3
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