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http://hdl.handle.net/10564/1511
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タイトル: | 離乳食場面における母と子の相互交渉の経時的変化 |
その他のタイトル: | Temporal changes of mother-infant interaction process through the mealtime setting of the weaning period |
著者: | 脇田, 満里子 野村, 幸子 |
キーワード: | 離乳期 母子相互交渉 摂食行動 母親の行動 |
発行日: | 2011年3月31日 |
出版者: | 奈良県立医科大学医学部看護学科 |
引用: | 奈良県立医科大学医学部看護学科紀要 Vol.7 p.16-23 |
抄録: | 離乳期の食事場面を通して,乳児と母親の行動を分析することにより,母子相互交渉の深まりや乳児の食行動の発達に及ぼす母親の行動を明らかにすることを目的に,離乳期の子とその母2組を対象に自食の準備となる生後7か月,8か月,9か月の3時期の食事場面をビデオ収録し分析した。結果,2事例とも月齢が進むにつれて,摂食機能の発達が見られ,また自食への欲求が増していた。このため,母親は乳児の表情や行動に敏感に反応し,行動の意味づけや同調行動をすることで乳児の食行動の発達を促していた。また,母親の食を促す行動の中に言葉がけ,見つめや微笑みかけなど多く見られ,乳児の応答性も増し,母子相互交渉の深まりが見られた。一方,乳児の気持ちや行動に対応した母親の行動がとれない場合は食行動は進まず,同時に母子相互交渉も減少した。従って,子どもの意思や発達を理解し,子どもの気持ちや行動に対応した母親の行動をとることの重要性が示唆された。 |
URI: | http://hdl.handle.net/10564/1511 |
ISSN: | 13493884 |
出現コレクション: | Vol.07
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