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タイトル: 糖尿病合併症におけるグルコース代謝
その他のタイトル: GLUCOSE TOXICITY LEADING TO DIABETIC COMPLICATIONS
著者: 佐藤, 佐内
キーワード: diabetic complications
aldehyde scavenging
non-enzymatic glycation
polyol pathway
発行日: 2009年8月31日
出版者: 奈良医学会
奈良県立医科大学
引用: Journal of Nara Medical Association Vol.60 No.3-4 p.77-83
抄録: 高血糖は糖尿病合併症の発症と密接に関与している.しかし,グルコースは重 要なエネルギー源であり生命維持に不可欠である.それにもかかわらず,糖尿病患者にとって 過剰なグルコースの存在は致命傷になってしまう.グルコースはそれほど毒性の高い化合物な のだろうか.多くの人は疑問を抱くに違いない.我々の生体内では,グルコースは2種の異性 体(α-and β-anomers)をもった環状体(ring fo㎜)として存在する.この異性体の変換時に一過 性にアルデヒド中間体(open-chain,free aldehyde form)が生成される.このアルデヒド中間体 は脱水素酵素により安定な酸へ(グルコン酸経路),還元酵素によりアルコールへと代謝される (ポリオール経路).グルコースによる組織障害はこのアルデヒドによる直接反応またその代謝 系を介して誘起される.言い換えれば,アルデヒド毒性である.
URI: http://hdl.handle.net/10564/1088
ISSN: 13450069
出現コレクション:Vol.60 No.3-4

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